下痢が続く 発熱

下痢と発熱を伴う病気に赤痢があります。以前は単に「赤痢」と呼ばれていましたが、現在では「細菌性赤痢」と「アメーバ性赤痢」とに分けられました。私たちが一般的に知っているのは「細菌性」の方です。

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赤痢菌から感染します。発熱に始まり、腹痛と下痢が続きます。その症状は重く、40度以上の高熱が出ます。便には膿や粘液、血液が混じることがあります。

さらには他の病気と合併して死にいたることもあります。「細菌性赤痢」は、三類感染症に指定されています。感染がわかったら医師は速やかに保健所に届け出なければなりません。感染を拡大させないために感染者を入院・隔離する必要があります。治療には抗菌薬によって除菌します。

赤痢菌は1897年に日本で大流行しました。このとき、医学者である志賀潔により発見されました。赤痢を起こす赤痢菌は4種類に分けられています。志賀潔が発見したのはA群赤痢菌ですが、現在は感染例が激減しています。衛生面で行き届いていない発展途上国に多いですが、まれにB・D群に関しては先進国でも感染の報告がされています。

余談ですが、サルは赤痢菌に対して人と同様の感受性を持っているそうです。それはサルからの感染もまれに見られるためです。


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